野良猫がやってきた

ペットのこと

出会い:2018年7月末

うちにある一匹の野良猫がやってきたのは、2018年7月の末でした。縁側の奥の陰に隠れるようにして、夏の暑さを避けているようでした。

餌を置いておくと、そのうちに無くなってました

もともとこの辺りには野良猫が多く、時々野良猫がやってきては食べ物を狙っているのかねだっているのか、長時間家の近くにいることがあります。しかしこの猫は、食べ物を求めるというよりも、隠れ場所を求めている様子でした。もちろん、餌もねだるように鳴き声をあげていましたが。

警戒心が強いというよりは臆病といった感じでなかなか打ち解けられないでいたのですが、餌を置いておくとこっそりと陰から出てきて食べているようでした。最初のうちは誰もいない時を見計らっていたようでしたが、そのうちに、餌を差し出すと私が近くにいても食べるようになりました。ここまで慣れるのに一週間くらいだったと思います。メス猫であることも確認できました。

ciaoチュールで触らせていただく:出会いから一週間後

近くにいても餌を食べてくれるようになりましたが、なかなか触らせてくれません。こんな時に使えるものといえば、やはりこれ、チャオチュールでしょう。

チャオチュールなのかちゃおチュールなのかciaoチュールなのかciaoちゅーるなのか。画像で確認する限り「ciaoちゅーる」が正しいようです。
このciaoちゅーるを出汁にして猫を近くまでおびき寄せ、触らせてくれたらciaoちゅーるを少し舐めさせるというのを繰り返しました。そうやるうちに、警戒心はだいぶ無くなってきました。が、このころから鳴き声が変になってきました。なんというか唸るような。

そして始まった発情期

どうやら発情期が始まってしまったようでした。オスを求めてやまない様子で、日が暮れて少し涼しくなってくると「うぉーん、うぉーん」と鳴き声をあげながらどこかへ行ってしまいます。この時にはまだ、これが発情からきているものだとは考えていなかったので、翌朝には定位置に戻っているのをみて安心していましたが、どうやら夜な夜な押す野良猫と逢引を交わしていたようでした。まだ一歳に満たない年齢くらいに見えたので、発情や妊娠なんてことはないのだろうと思っていましたが。。

猫の発情期について

猫の発情について調べると、

  • 早いと生後半年も経たずに発情する
  • 発情するということは子どもを産める体になっているということ
  • オス猫はメス猫の発情している匂いで発情する

などの情報が得られました。つまり、この猫はすでに子供を産める準備ができていたということになるわけです。そして、程なく一匹のオスと思われる野性味たっぷりの野良猫と、昼から一緒に過ごす姿を見るようになりました。ちなみにこの野良猫は非常に警戒心が強く、近くに人間の姿が見えると素早く逃げてしまいます。たとえ餌を用意していても。

慣れさせて避妊手術を受けさせるぞ

このままでは、妊娠してうちで子供を産んでしまいそうです。そんなことになってしまってもうちでは面倒見れません。猫は一度に数匹の子供を産みます。よって、早いところ避妊手術を受けさせることにしたいのですが、慣れてくれないと捕まえられない。

でも、だんだんと、家の中に入ってきたりもするようになってきたので、捕まえられそうでした。とりあえず家の中が安心できる場所であることをわかってもらえるように接することにしました。

続く